『神』や『異邦人』と言った言葉や、比喩を使わないように、新約聖書の一部を書き換えてみる。

こう祈りなさい。『自分が心の底から正しいと思える理想を実現しよう。世界中に。今日必要な分の糧はきっと手に入るだろう。自分の過去の罪は忘れよう。他人の過去の罪も忘れよう。理想以外の余計なことを考えないようにしよう。』

善いことを行う時には、隠れて行いなさい。他人に気づかれなくても善行はあなたの心に満足を与える。

『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言った些末なことで、思い悩むな。あなたの時間はそれらのことより大切ではないか。だから、明日のことで思い悩むな。その日の苦しみは、その日になってから味わえばいい。

人を裁くな。自分の価値観を他人に押し付けようとすると、彼らはそれを罵り、あなたを攻撃するだろう。

理想をあきらめてはいけない。あなたの理想を理解する人は少ない。理解しない人は多い。