2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2段になった。

また昇段戦がしょぼい一局になった。 棋戦:レーティング対局室(早指し) 先手:僕 後手:相手 ▲2六歩△3四歩▲7六歩△4四歩▲2五歩△3三角▲5六歩△4二飛 ▲4八銀△3二銀▲6八玉△4三銀▲7八玉△5二金左▲5八金右△6二玉 ▲6八銀△7二銀▲5七銀左 *5筋位取…

ある行為が最善でないとわかっているのに、それをせずにはいられない。

なにか食べたい料理があるはずなのにそれが何かわからない時と、囲碁を打つか将棋を指してて、感触の悪い手しか思いつかない時の気分は似ている。

アスペルガーの人に対する僕の偏見

一般人に比べて、1.ヒト以外の生き物を好きな人が多い。2.自転車を好きな人が多い。3.パソコンを好きな人が多い。4.アニメを好きな人が多い。5.キリスト教を好きな人が多い。 今回はこの1について、有名人の例をふたつ挙げる。 ひとつめ。加藤一二三先生が…

三浦さんが4タテ食らった。

今期将棋名人戦7番勝負は羽生の4勝0敗に終わった。二人の終盤力には差があった。つまり、読みの量で負けていたのだ。これで三浦さんは対羽生戦14連敗か。しかし、常に成長を続ける三浦さんはいずれ名人位を取るでしょう。

長いので記事を2分割しました。

星々の彼方に、神は必ずやおわしますのだ。(後編)

右翼の人というか、社会性を持った人というか、「多くの他人と意見を共有しようとし、かつ、情報処理が大雑把な人」は、現在を知って(現在について十分な情報を持って)いて(いるつもりで)、昔のことをあまり知らない。だから、昔のことを美化する。 アス…

星々の彼方に、神は必ずやおわしますのだ。(前編)

宇宙物理学では、「地球に届く宇宙線によって、その場所についての情報が手に入る場所の中で、最も遠くの場所」が宇宙の端であるとされている。(はず。間違ってたら教えてください。)この考え方は様々な応用が利きます。この考え方とはつまり、「『その事…

テンプル・グランディン(Temple Grandin)

『火星の人類学者』より抜粋。冒頭の「彼女」はテンプル。テンプルはアスペルガー。 彼女は監督教会派信徒として育てられたが、若いころに「正統派の信仰」――人格的な神や神意への信仰――を捨て、神をもっと「科学的」に考えるようになった。「わたしは宇宙に…

三浦弘行

将棋世界6月号から抜粋。三浦八段は今期名人戦の挑戦者です。 「挑戦者になってから、取材は何件くらいありましたか?」 最初になにげなくそう尋ねたことを私は少し後悔した。とたんに三浦八段が、「えーと・・・・・・。待ってください、いま正確な数を思い出し…

目算

映画『レインマン』に登場する自閉症者の主人公は、床に落ちたマッチ棒の数を瞬時に判断できた。 囲碁において、「対局後に地を数えたら、勝ってたとか負けてた」という状況では、勝ち負けに対する実感がうすい。ひと目で何目かわかれば、もっとおもしろくな…

囲碁を始めた

4月から始めた。ルールは中学生の時覚えた。今はKGSで11級。 囲碁も将棋も他人に直接教えてもらうより、本を読んだほうが効率よく上達する。本を読んで、武宮さんの棋譜を並べてる。 布石だとか厚みだとかの前に、死活をある程度覚えないと話にならない。…

自意識

テンションが高い時、人はいつも通りの事を嫌い、変わった事を好む。さらに、「何かが事実であるかどうか・重要かどうか」に興味を持たない。 コルサコフ症候群という病気がある。その患者は長期記憶ができず、記憶を数分も維持できない。だから、彼らは発症…