生物を理解するということ

アリストテレスは、世界に生起する現象には「質料因」と「形相因」があるとして、これを分け、後者をさらに「動力因(作用因)」、「形相因」、「目的因」の3つに分け、都合4つの原因があるとした(四原因説)


物事が何でできているかが「質料因」、そのものの実体であり本質であるのが「形相因」、運動や変化を引き起こす始源は「動力 因」、そしてそれが目指している終局が「目的因」である。存在者を動態的に見たとき、潜在的には可能であるものが可能態であり、それとすでに生成した現実態とを区別した。


すべてのものが可能態から現実態への生成のうちにあり、質料をもたない純粋形相として最高の現実性を備えたものは「神」(不動の動者)と呼ばれる。

理解するということ - おぼえがき


現存する生物は様々にあった進化・発生可能性の中のひとつである。
(追記)間違っていたので直しました。