深浦康一

深浦康一という棋士がいます。彼の言葉を、『シリコンバレーから将棋を観る』という本から引用します。

「でもさあ、みんな思わないんですか。羽生さんと殴り合いの喧嘩をしたらどうだろうって。ぼくは、喧嘩したら勝つと思うよ。君はどう?勝てると思うでしょ」

「勝てるものがなにかある、人間としてどこか勝てるものがあれば(羽生さんだって)全然怖いことないじゃないか、そういう気持ちが大切だと思って。だって、なんか、嫌じゃないですか。負けっぱなしって、すべてにおいて。(後略)」

「命の取り合いになれば負けない」と思うことが自信になる。だから格闘技の練習をしなきゃダメだ。