将棋観


 先手にとっては、あらゆるこの世の絶望を集めたような局面。いくら持ち駒があっても使いようがないし、飛車と馬も取り残されてる。後手の囲いはまれに見る美しさと堅さを持っているうえに、左辺が見事にさっぱりしてる。この局面だけしばらく見てても楽しい。


 そういえば、最近角道を閉じる振り飛車を指してる。というほど将棋を指してないけど。将棋の解を追究したいと思ってた頃は居飛車を指していたけど、もうあきらめた。今まで全く見たことのない局面を見てみたいという思いが強くなった。