書いてあることを疑う

 数学の教科書を読んでいる時、定理の証明を読み飛ばすのには、抵抗を感じる。けれど、他の分野の本や論文を読む時、「実験の結果を疑って、いちいち追試したく」はならない。


 数学の教科書に載ってる定理のほうが信用できるだろうに。ただ、上記の感情は、次のことを考慮に入れれば、合理的かもしれない;他の分野の実験は、その中でどんなに簡単なものでも、とてつもなくめんどくさく、いちいち疑うには、人生は短すぎる。