偏見・差別・気力

 人には次の二つの機能がある。ひとつめは、偏見(ストーリーあるいは概念による分類)を作って、それに会わない刺激を、無視あるいは偏見に合うように変えて認識する機能。もうひとつは、偏見を変えるあるいは無くする機能。


 後者の機能が作動するたびに、人は生きる気力を失う。具体的には、たぶんセロトニンが減る。セロトニンが少ないと、睡眠障害が起き易い。気分が安定しない。


 下衆な人、つまり偏見の強い人は、自分が生きてることに対して疑問を持たない。自閉症ADHDと呼ばれている人はストレスに弱い。これらは上の理屈で説明できる。


 いわゆる、信じると力が湧くということです。けれど、僕は、生きる気力と引き換えにしても、真理から離れるようなことはしたくない。