人の欲の構造
人々は、彼ら自身が生き残ることだけを目的として行動してはいない。人は常に矛盾し得る複数の欲を持っている。例えば次のようなことをする欲がある。整理できてないけど、思いつくまま書く。
- 理解する
- 何かに共感する
- きれいなものを見る
- 怖がる
- 痛がる
- 興奮する
- 快い現象の原因が自分だと思う
- 他人に喜ばれる事をする
- 難しい問題を解決する
- 操作する(対象が人の場合、服従させる)
- 操作される(服従する)
- 集中する
- これらに一貫性を持たせる
そして、これらの欲は人によって、満足するまでの程度も発生する頻度も状況も違う。また、「ある人が求めてるまさにそのこと」が、「他のある人が嫌いでならないこと」であるのはよくある。
そして、ある一人の中の各欲が、共存したり、競争したりする。競争の結果、以降の欲同士の優先度に差が付くこともある。矛盾する優先度の差は、増加する傾向がある。優先度の差が小さいと、悩む。
また、おそらく、各々の欲に対応する神経回路があるのだろう。これを証明しようにも、欲の定義のほうが曖昧で、かつ、神経回路のほうは複雑すぎるので、できない。
この理論はフロイトの自我構造論に似てる。どっちも客観的で厳密な論理でない。