数学の本を読もうとしている。

 『トポロジー』(ちくま学芸文庫)を読んでると、「集積点」とか「閉集合」とか、しらない単語が出てきた。理解しないまま読み進めると、その数ページ先にも、その単語は使われていた。紙に書き写したり、何度も読み返したりしないと、この本は、僕には理解できない。それが面倒でほったらかしにしている。


 『幾何学入門 上』(ちくま学芸文庫)のほうも、何度も読み返さないといけない。けど、こっちは読もうという気がまだ萎えていない。全然読み進めてないけど。ユークリッド幾何学の研究をしたい。


 この世界への、人類による理解を進めたい。この思いだけが、僕を追い立て続ける。あせらせ続ける。この実現だけが、僕の生まれてきた意味を感じさせてくれる気がする。