コミュニケーションとは

 人の行動に対して何かが反応したことを人が認識すること。いちいち反応されて愉快な場合と不快な場合があって、後者は嫌いな人間にいちいち反応されるて怒りが湧く場合。いずれにしろコミュニケーションは力を湧かせるものだ。けれど反応に選択の余地がない場合はコミュニケーションにはならない。たとえば壁にボールを投げて跳ね返ってくるのも反応ではあるけど、当たり前なので力は湧かない。つまり不確実性が必要なのだ。


 ひきこもった数学者がひきこもったまま偉大な業績を上げるという大仕事を成せるのは、考えると言う行為に対して理解が進んだり新しいアイデアを思いつくという反応が返ってくるから。相手が人である必要はない。


 また、雑な反応をされると、つまり大きく違う値を入れても一定の値を返されると萎える。逆に丁寧な反応をされると嬉しくなるかもしれないけどすごく不快になるかもしれないので危ない。