その人に好子を与えるのが難しい人

 行動分析学の本を読んだ。ある行動の後に好子が出現または嫌子が消失すればその行動は強化し、好子が消失または嫌子が出現すれば弱化する。


最近考えてるのは、好子を与えやすい人は好かれ、与えにくい人は嫌われるのではということだ。好子を与えやすい人とは例えば、笑顔を見せれば、誉めれば、命令を聞けば、上機嫌になる人であり、「この人はこうすればよろこぶ」というのがわかりやすい人だ。一方僕のような人は、何をすれば喜ぶのか難しい。自分でもよくわからない。「この世界を理解する助けとなるもの」とか「想像の世界を豊かにするもの」とか。


 ところで好子を与えやすいということは操りやすいということで、好子を与えにくいとは操りにくいということだ。