いろいろな人がいる

自閉者−その8 - おぼえがき

 自閉症児は他人に抱かれると、体を緊張させて、嫌がる。また、他の子供が近寄ってくると、彼らは悲鳴を上げたり、隠れたりする。また、彼らは誰とも目を合わせようとしない。

 このように、自閉者は他人と感情を共有する(「恐怖や喜びを他人と同時に感じた」と認知する)ことを嫌う。だから、自閉者は他人の感情を想像する仕組みを持つ。


 これが本当かどうかは別にして、「他人の感情を想像する仕組み」を持っていない人はいるはずです。会ったことはないけれど。たとえば、人ではないけれど、チンパンジーは他人の感情を想像しない。

 およそ想像できる「何かが欠損している人」のほとんどは実在すると思う。例えば、知能が足りない人・恐怖を感じない人・視覚情報を認知できない人・記憶が続かない人など。